肝臓疾患診療


 肝癌の原因であるC型肝炎、B型肝炎に対して、積極的に抗ウイルス治療を行っています。近年、抗ウイルス治療の進歩はめざましく、C型肝炎では一定の条件を満たせば、ほぼ全例で完治できますし、B型肝炎も適切に治療を行えば、肝硬変への進行を止める事が可能になっています。

 肝細胞癌(HCC)に対して、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)、経カテーテル的肝動脈化学塞栓術(TACE)を中心に、経皮的エタノール局注療法(PEIT)、肝動注化学療法(HAIC)、ソラフェニブ(分子標的治療薬)などの内科的治療を中心に、放射線科、外科と共同して集学的治療を行っています。

 食道胃静脈瘤に対して、内視鏡的硬化療法(EIS)、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)、再発予防にアルゴンプラズマ凝固(APC)による地固め療法を行っております。門脈圧亢進症による、肝性脳症や孤立性胃静脈瘤に対して、バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)などを行っております。

 その他、自己免疫性肝疾患、先天性肝疾患、劇症肝炎、最近のトピックスであるNASH(非アルコール性脂肪肝炎)等に関しても専門的な立場から、診断・治療を行っております。

外来診療担当医

医師名
肝臓疾患
外来診療
西原利治
岩﨑信二
小野正文
野崎靖子
廣瀬 享
小笠原光成

診療実績

2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年
血管造影総数 263件 308件 288件 287件 293件 314件 350件 288件 235件 218件
 肝動脈塞栓 241件 303件 282件 284件 288件 303件 335件 245件 191件 174件
 BRTO 1件 2件 2件 4件 5件 4件 7件 5件 4件 5件
 脾動脈塞栓術 7件 3件 4件 4件 5件 7件 8件 9件 8件 7件

肝癌ラジオ波焼灼
(延べ回数)
243件 244件 181件 172件 173件 174件 202件 148件 137件 168件
エタノール注入
(延べ回数)
71件 62件 86件 66件 53件 56件 101件 71件 156件 165件
肝生検総数 75件 98件 80件 86件 85件 82件 89件 70件 66件 69件
 腫瘍生検 52件 51件 44件 59件 54件 50件 44件 32件 27件 33件

食道静脈瘤硬化療法
(延べ回数)
28件 50件 38件 44件 45件 42件 51件 62件 40件 60件